はやみねの新刊買ったどーーーー!!!
発売日当日に見かけないというがっかり感にもめげず!!!!
と、ゆーか発売日に発売してる場所にムラがあるんだよなぁ……書店Aでは売ってても書店Bでは売ってないとか……しかも○○社の所は書店Aの方が入荷早いけど××社は書店Bの方が早いとか……
まあこーゆー新刊の入荷数ってのは、それまでの書店の売り上げで配る数や時期を決めてるそーなのでそーゆーモンなんだろうな。
この人の作品は日常系ミステリ、か本格ミステリが多いんですが、これは青春モノでした。でもやっぱり面白い!何かこう、リアルなんだよなぁ。学生生活の描写が。
中学校の図書室は小学校の図書室と違ってナイスミドルという雰囲気がある、という一文にやけに共感しました。
内容は廃部になった文芸部を再結成させよう!という熱血文系青春物語です。ホントに熱血してるんだぜ。最後は自分との戦いなんだぜ!!正直下手なスポ根より熱血してました。熱いぜ!!
以下、感想!
何気に好きなシリーズです。
舞台は肩を張らないビストロ。探偵はサムライみたいな容貌のシェフ。
一応ミステリですが事件事件したものじゃなく、日常系ですね。
しかもその謎もスルーしてしまいそうなくらい些細なもので、それをきちんと汲み取って解決するのが魅力かしら。
短編集なのでその気になれば一日で読めます。
中でワタシのお気に入りは「タルト・タタンの夢」からは、超がつく偏食家の夫にまずい料理を出す妻の真意を探る「ロニョン・ド・ヴォーの決意」と、厳重完備の高校野球合宿所からどこから酒が出て来たのかという「理不尽な酔っ払い」かなー。
2巻目に当たる「ヴァン・ショーをあなたに」からは、「氷姫」かな。提示される大きな謎の答えが意外な所にあったのがいい。
とにかく長さ的にも内容的にも自分の好みにあってて好きな作品です。