とりあえず各話のざっとした印象と言うか。
1話「ドキッ!治外法権だらけの現場!~コロシヤも居るよ!~」
2話「ドキッ!動物だらけの監獄!~サーカスもあるよ!~」
3話「ドキッ!ナイスミドルだらけの事件!~マシスも出たよ!~」
4話「水鏡&弓彦の好感度アップキャンペーン」
5話「水鏡&弓彦の好感度アップキャンペーン<完結編>」
自分で書いておいてなんだが、
よく解らんが酷い。
1話から順に感想しようかなーと思ったけど、今回裏に一貫した黒幕が存在したので、全クリアした後だとどうもその黒幕がちらつく訳で最初にキャラの感想から行こうと思いマッスル。
<御剣>
・そういえばそもそもは弁護士になるのだよと小学時代はのたうちまわってたんだっけ…と思い出した。これだけ検事姿が板についているし。
信楽さんとしては信さんの息子に事務所継いで欲しかったんだろうけど、事務所よりももっと大事なものをちゃんと受け継いでいるって解ってあっさり引いたんだろうな、って思った。実際勧誘しつこかった4話目まではずっとグラグラしていただろうし(笑)
結局は検事として法の矛盾と戦う道を選んだレイジくんな訳ですが、冤罪に苦しむ人を救いたい、というより、
冤罪自体をぶっ潰すというのがいかにも御剣イズムで大変よろしいかと思いました。
<ミクモ>
・前回は結局一緒に捜査をしたとなると、全5話の中で2話しか出なかったミクモちゃんですが、今回1話からもりっと出てくれて嬉しかった~
というか今回衝撃なのは4話目の記憶喪失verミクモちゃん。
あんなにおしとやかになるだなんてな……ノコちゃんも「こんな繊細でおしとやかなミクモちゃんなんてミクモちゃんじゃないッス」と言うよ。そしてそんな失言を法廷でも言っちゃうから給料が下がるんだこの刑事は。
っていうか初見は新キャラかと思った程だ。誰ぞ!(ミクモちゃんだよ)
現在の大ドロボウミクモちゃんは父親の影響強いだろうから、もしかして母親の部分か…?と変に勘ぐってみたり。
これどーやって記憶取り戻すのかなーと思ってたら、なんとあの約束ノートが出て来た!っていうかまだミクモちゃんに戻ってなかったのか!っていうあオークションで売られる所だったのか!!
万才…ゆるすまじ……!!!!
それはそうと、記憶があいまいなあまり自分が犯人だと思いこんでるミクモちゃんに「君がそんな事をする筈が無い」としりきに訴える御剣にどっかの青い弁護士のカゲがちらついたのは私だけではないと思いたい(笑)特に1-4の。
まああの時の成歩堂の苦労はこの時の御剣程ではなかったけどな!!!
少なくともミクモちゃんは土壇場で時効スレスレの事件で自分を犯人だと告発したりしなかった(そりゃそうだよ)
「真実を知るのが怖い」という記憶喪失なミクモちゃんがノートの中にある「知らない事は知る努力をする」の項目で記憶が蘇ったのにちょっとじーんとなったよ。
しかし御剣がノート渡す時の絵。くそぅ、ちょっと格好いいじゃないか……
最後にはただ父親の後を追いかけていただけの自分を見つめ返して改めて道を選ぶ、と成長するミクモちゃんの今後に期待。
<ノコちゃん>
・ノコちゃんと呼ぶとちょっと可愛い事に気づきました(今頃か!)
御剣が検事か弁護士かの狭間で揺れている時に何故か自分の道を見失って模索するイトコノさんが可愛かったです(笑)
自分は検事の為に刑事をやってるんじゃないッスー!の時は格好良かったなぁ。
おかげで給料も上がりかけたけど多分きっとまた下がるのがイトノコクオリティなんだぜ。
3つ目の重要な報告が御剣と捜査出来る事っっていうのがやっぱりイトノコだった。
<水鏡>
・いきなり最終話で13歳の子を持つ母親だとカミングアウト。
っていうかこの人御剣と同い年なんだがー!!!?と動揺していたら後に養子だと判明しました。驚かさないでよね…全くもう……
誘拐事件中は年の離れた姉弟かと思ってたんですがね…いやぁ、事実は上を行く……
しかしあまりにその母親っぷりが堂に入ってたんでシモンくんの13歳説をずっと疑ってました。ほら芸能人なんて年齢操作なんてデフォだし…(そんなバカな)
夜、皆に黙って外で稽古をしてる事を隠してたシモンくんにめちゃくちゃ怒るし。シモンくんはシモンくんで外に居ると知ったらタクシー呼ぶからいちいち大袈裟なんだよって隠してたとか何だこの見本にしたい母子。
万才が弓彦を出来そこないだと見捨てた時「それでも父親ですか!」と怒ったのに、それまでの厳粛過ぎる裁判官のイメージとはちょっと違うセリフだな~とか思ったんですが、あれは子を持つ身としての激昂だったんだな、と。
そしてあのアホの子の弓彦にキレる事無く世話を焼いていたのも馬鹿な子程可愛いという母性の為せる業だったのか、と……扱い上手だったしな……
最後のエンドロールで映画の主役を立派に果たした息子を褒め讃えるもツンデレの息子が「こんなん誰でも出来る役だし」とツンした時の「何を言うのです!大怪獣と心を通わす役なのですよ!」と木槌カーンとして言う水鏡さんに好感度が天元突破しました。母は偉大だなぁ……色んな意味で。
<シモン>
・何気に初登場が3話での美術館だったので、水鏡さんのカミングアウト前までずーっと司さんの息子だと思ってた。だって氷の支柱見た時のセリフ紛らわしいよお前。
それにしても、父親亡くしてるのが多いなぁ、逆検2……むしろ主要キャラ父親居ないし。御剣とかミクモちゃんとかメイさんとか。それでいて皆パパ尊敬ッ子だから余計辛いな~
思えば親子の絆みたいなものが全作品通して濃かったような逆検2。
弓彦然り、黒幕にしてもそうだったしな~
でもここで大事なのは尊敬する父親が居る事じゃなくて父の姿を見て自分の行く道を決める事なんだろうな、と思う。実際弓彦はものの見事に父親に裏切られた訳だけど、歪む事無く真っすぐじゃないか!
まあ歪むだけの形がまだ無いってのと基本アホの子っていうのが強いかも知れんが(←失礼)
<弓彦>
・ライバルキャラが裁判官の水鏡なので、よく考えたらコイツのポジションちょっと謎だな……まあいいや(いいのか!)
それでいて4話と最終話でかなりのインパクト落として行くとは恐ろしいヤツだな弓彦…あの泣き顔は婦女子の心をゆさぶったぜ…「待った!」とな……(美味い事いったつもり)
んでもってロジックチェスのラスボスでもあった。正直、一番手間取った相手だと言って良い。ロジックチェスで一番の難敵は厨2患者だと思い知った。
優しくしないと心が壊れるから!とミクモちゃんからサイコ・ロックみたいな事言われて「手加減は苦手なのだが…」とロジックチェス別名御剣ドSシステムを根底から覆すような相手だった。
最後にはこれからの生き方まで指してやったしな…ロジックチェスで。
父親に憧れて認められたくて検事になった、というのに御剣的に共感出来たんだろうて。他人の生き方を示してやれるようになっただなんて、成長したなぁ、御剣……もうすぐ死ぬのか(縁起でもない)
一方で父親が検事で犯罪者、というのでメイさんからも共感してもらった弓彦。なんて羨ましい。私は弓彦になりたい(何言ってんだ)。証拠品探したけど見つからなかったー!と言われた時は「
この出来そこないが」と言いたくなったけども。
父親を犯罪者として告発する傍ら、それでも尊敬していた事は忘れないと、罪を憎んで人を憎まずといきなり体得してしまった弓彦。いきなり成長しまくった挙句、「ここは僕に任せて皆は先に行くんだ!」と最終話ではなくて次があったら確実に被害者になってそうな死亡フラグを自分でで立てられるようになりました。めでたしめでたし。
それにしても、指し棒でバッチン!以外にあんなにドS心をくすぐる泣き顔を隠し持っていたとはな……
あの泣き顔でドSのファンがどっと増えたって噂だよ(byマヨイちゃん)
っていうか、年齢見たらコイツ17歳なんだな!!ホースケくらいかと思ったんだが!!
って事はアレぞ!!響也と同い年だ!!!!
うっかり逆裁5ではコイツがライバル検事でもいいかも…とちょっと思う。実現は無理くさいけど……
それなら24歳弓彦かー。24歳かー。
どうしてか微塵も変わって無いイメージしか湧いて来ない。きっと私の想像力の不足では無い筈だ。
でも度々いうけど17歳かー。万才の年齢鑑みるとかなり遅くに出来た子だったんだな…
それであんなアホだったんか。これは泣ける(失礼)
<信楽>
・おそらくキーパーソン的な人だった…んだと思う。うん、きっとその筈だ。弓彦の方がインパクト強くてもう……
御剣法律事務所の所長……で良かったんだったかな?
多分だけど、継いだ時は新人のペーペーだったかと。助手時代から1年しか経ってない訳だし。
そんな状況はやっぱり青い弁護士を連想してしまうので、おそらく2人があったら物凄い意気投合して御剣がそれを血涙しながら眺めてるんだろうなって思いました。
まあ、信楽さんも成歩堂の名前は知ってると思う。何せレイジくんを負かした相手だし(笑)
信楽さんのお辞儀モーションが信さんと同じで泣ける。あの尊敬ぷりは成歩堂に対するホースケを思い出したわ…ホースケも負けずにメモを飲み込んで貰いたいと思います。傍に魔術師が居るから大丈夫だろう(何が)
しかしあの髪全部アフロかと思ったら頭頂は意外と普通……っていうか、未来のハ(以下略)
順調にあの癖っ毛は広がって行ったみたいなんで、弓彦も将来あれくらいのボリュームになるのかなー。うーん、弓彦はそのままでいいよ……(←良く解らんデザインになった)
最初は御剣にカルマカルマ連呼で姑か!という勢いの粘着質ですが、おそらくはヒラヒラ装着なのがいけなかったんじゃないかな、と思います。せめて外していれば。「もう狩魔に心酔していた頃とは違う!(ドーン)」ってひらひら付けられて言われてもな。逆に困るよな、うん。
御剣がすでに信楽と面識があるのは、子供の頃会ったからなのか、それとも現在に至るまでもちょいちょい顔を見た事があるのか。微妙に謎かな。
とりあえず今日はここまで~
長いな!!!