はやみねか○る調の逆裁。
おそるおそるという感じで、成歩堂にきく。
「ひょっとして、なるほどくんはみつるぎ検事が危険な目にあってもいいって考えてるの?」
「バカなことを言わないでほしいな。親友である僕が、そんなことを考えるわけないじゃないか。ただ――」
成歩堂の瞳が、キランと光った。
「わがままを言うからには、それなりの責任が伴うと思うんだ。いままで御剣は『被告人は全て有罪』という理念で真実をはげしくないがしろにしてきた。今回、自分が被告人になった以上、危険が10や20あってもしかたないと思わないか?」
「…………」
真宵は後日、このときのことを、
「うん、たしかにあの瞬間が『白なるほどくんが黒なるほどくんに変身したとき』といえるんじゃないかな」
と、告白している。
***
回を重ねる毎にジョーカーがステキになっていくんだからもう!
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