丁度レイトン新作発売の後日なので「こりゃ謎解きで夢中だから録画しておこう!」としていたしゃばけを見ましたよー!!
先月くらいからドラマ第2段の情報を入手していたので「今度は兄や達が活躍するといいねぇ」とか原作を知ってる虎の人に言ってみたら「基本兄や達は役には立たないよ」とか言われて、本当にそうだったので震撼した2時間でした。
いや、やる事はちゃんとやってるし事態収拾に尽力してるんだけど、その傍らで坊ちゃんがめっちゃデンジャラスな目に遭ってたら本末転倒だろう……!つーかあんな危機の数々をクリアしたなんて坊ちゃんもう下手な成人より余程屈強なんじゃないのか。
まあ、芯は強いお人ですしね………
以下、長く詳しい内容に触れる感想なので隠しておきます。
先月くらいからドラマ第2段の情報を入手していたので「今度は兄や達が活躍するといいねぇ」とか原作を知ってる虎の人に言ってみたら「基本兄や達は役には立たないよ」とか言われて、本当にそうだったので震撼した2時間でした。
いや、やる事はちゃんとやってるし事態収拾に尽力してるんだけど、その傍らで坊ちゃんがめっちゃデンジャラスな目に遭ってたら本末転倒だろう……!つーかあんな危機の数々をクリアしたなんて坊ちゃんもう下手な成人より余程屈強なんじゃないのか。
まあ、芯は強いお人ですしね………
以下、長く詳しい内容に触れる感想なので隠しておきます。
そんな訳で兄や達役に立たないと出だし一番でいいましたが、そもそも開始5分でいきなり役に立って無い兄や。
坊ちゃんが夢に魘されてるとゆーのに妖怪の小競り合いに顔を出しててあまつさえ「地震が来たんだよ!」と訴える坊ちゃんを「まだ熱があるんですね(にっこり)」って信用してませんようぉい。
でもって箱根に行くって事になった時、猛反対したくせに自分たちも行くという流れになったら「俺は断れないから代わりにお前言え!お前言え!」と後の方で互いとつつき合う兄や。本能に忠実なのにも程がある。
今回、前はセリフなんて「あったっけ?」の勢いの兄さんがバリバリ出てきてくれたのが嬉しかったです。一緒についていっておくれ、と言った時「兄さんといける!」とはしゃぐ坊ちゃんの可愛い事可愛い事。兄弟水いらずですねぇ。ええ、実際そうでしたよ。そうでしたとも。
あとご両親が兄さんを大事がってるのが嬉しいですね。奉公人の立場は抜けませんが、卑下もせず、奥様も名前で呼んで楽しそうに。家族ですねー。
あとしょっぱい大福(今回は甘いらしい・笑)を作る幼馴染もね。「箱根か、いいなぁー」とか茶化しておきながら、その後「気をつけろよ」って凄い真顔になって、本当に心配してるんだなって、もう兄や達じゃなくて栄吉がいけばいいじゃない!!!
旅支度にはしゃぐ若旦那もとても可愛くて。遠足前の小学生そのまんまですよ(笑)
この時手形とかが出てきて「おお、江戸時代だね!」と変に関心してました。そうだよなぁ、昔は日本国内でもパスポートみたいなのが必要だったんだよなぁ……に、しても重装備だなオイ。これなら妖怪の1つや2つや3つや4つ増えてもいいじゃない。って増えてたんですけどね。
それで船で行くとかいう話が出て「江戸から箱根って船がスタンダードなんだっけ?」とか思ってたらやっぱり坊ちゃん仕様だったみたいです。そうだねぇ、船持ってんだからそれ乗ってけばいいよな……うん……
そして兄さんが激しく船酔いを。兄さん、アンタの方が重病人みたいだよ。坊ちゃんの方が元気に見えるよ。まあ、こういう乗り物酔いは運動得意の方がなり易いとか言うし……多分……
それにしても煙草の箱(みたいなヤツ)のつくも神。
何食い倒れてんだ………(最後のキャストみたら特別出演になってました。まあ、特別です)
兄さんの酔いっぷりは船を下りてからも続きます。兄さん……!!
そしてちょっと失礼、と多分吐きに行く為、兄さん坊ちゃんから離れちゃって、あれだけ両親やら周りから「一人になっちゃいけませんよ!」って言われてるのに坊ちゃん一人ぼっちに。……何だかなぁ。
まあ、妖怪とかが一杯くっついてきてたので辛うじて一人ではありませんでしたけどね。鈴彦姫はやっぱり綺麗だ……!!
何かどうやら鈴彦姫をやってる人って女形とゆーのを聞いたんですが(未確認)それならあの優雅っぷりも頷けるなぁ、と。女性より美しいのが女形なんだぜ!
そしてこの人のすっぴんが鈴彦姫人間男性Verだと思うんですが、やっぱりどこか華があるんだよなぁ、こういう人は。久々に綺麗な人を見たなーv
それにしても、女形って声まで女なんですねぇ。ワタシ、写真とかでしか見たことなかったんで、言われて「えええええ!?」と凄い驚きました。まあ宝塚の男性役の人もまるっきり男性としか思えない声色でやってるんで、それと同じなんだろうな、と。しかし吃驚した………いい意味で!
町についてはしゃぐ坊ちゃん。まだ絶不調の兄さん。
「これでは自分が付いて来た意味が無い……!」と自己嫌悪しながらふらふらしてるのに、旦那様の姿が重なりました(笑)あなたは確かに旦那さまの息子です……!!いいか悪いかはこの際置いておこう……!!
そんな兄さんの不調に気付けないくらい、坊ちゃん大道芸人にはしゃぐはしゃぐ(笑)隣に兄さんを置いて座って鑑賞して、兄弟水いらず!
そう、水いらず!
兄や達不在!!
そしてならず者に因縁をつけられる事2回。
兄や―――――!!!
まあ、後者の方が実はいい人だったので良かったです……と、いうか刺青にはしゃがないでください坊ちゃん(笑。「興味を持ってはいけません!」って兄さんも注意の方向が間違ってるような正しいような(笑)
確かに、今までの人生で刺青なんて見る機会も無かったでしょうしねー。
兄さん頑張って反対してたけど、何やかやで運ばれる事に。はたして金額は適正価格にして貰ったのかしら……気になる……
山賊(なのかな……解らん)の「旅の土産に聞くかい?」って言葉に敏感に反応した坊ちゃんが愉快でした。あれは多分「お土産」って言葉に反応したんだろうなー。皆にお土産持って行くんだもんね!
宿についたけど兄や達未だ現れず。
それを気にする坊ちゃんに、「歩いているのならまだ着くはずりませんよ。空でも飛ばない限り」という兄弟のやり取りが好きです(笑)本当は飛べるんだぜ、兄さん……!!
箱根に来た目的は湯浴みだけど、今日は疲れたからと入浴は控える坊ちゃん。兄さんは入っておいでよ、というのに兄さんは頑なに拒否。自分は奉公人であり主人より先に湯に入るとか、そーゆー事は許されないというのに坊ちゃんは不服そうです。そうだね、この人は奉公人じゃなくて兄さんだもんね。本当ならこの人が次の主なのにねぇ。
ではぐっすり眠りましょうね。
って攫われるし。
兄や――――――!!!!!
しかも攫ったのはさっき運んでくれた人たち!実は元上司の命令という因果があるんですが、まあこの時は知る由もなく。
この時必死に坊ちゃんを庇う兄さんが健気で健気でおおぅ兄さん………!!!
でも「外に出るんだったら上着をかけてくれ。若旦那が風邪をひいてしまうじゃないか」ってやっぱり何かずれてると思うよ。でもそこが兄さんの魅力!!!
そして攫われてる二人。牢屋みたいな籠に入れられて運ばれてしまいます。
兄や……いつ来るんだ兄や……!!
とか思って見ていたら兄や達の前に天狗の敵襲が来ちゃったい。
兄さん、崖に落ちる。若旦那、リアルに死にかける。
と、ここでよーやく犬神登場!!
ああ、よく来たね!さあ坊ちゃんの惨状に戦いて自分を恥じるがいい!とか思ってたら開口一番に「こんな所で何してるんですか?(きょとん)」と来たよこの愛しいおバカさんは。
「そんな恰好で風邪引いちゃうじゃないですか! 食事は沢山食べてますか? 夜寝る時は、腹を冷やしちゃいけませんよ」
「何で今そんな事を言うんだい!?」
本当にな。(上の会話はうろ覚えからの記憶から抜粋してますが、概ねこんな感じでした)
しかもこの時点でまだ坊ちゃんは籠の中なんだぜ。
おそらく日本中のお茶の間で「いいから早く助けろよ」という突っ込みが発せられただろう08年終盤の名シーンでした。
よーやく籠から出したかと思えば「やる事がありますんで!」と天狗と喧嘩しに行っちゃった。と、ゆーか今回ほぼ天狗と闘って終わったなぁ、犬神……
それでもこんな名場面を残すんだから、凄いぜ(変な方向に)
その頃、白拓さんは今回の元凶と話し込んでました。逃げられたけど(あかんがな!)
まるでコントみたいに転げ落ちた兄さんでしたが、結構重傷でした。痛そうな籠に入ったまま落ちちゃったもんな……うん……しかも犬神に見捨てられちゃったしな……うん………
誘拐犯にも薬を塗ってあげる坊ちゃん。優しい。今まで看られるばっかりだったから手当出来るのが嬉しい。優しい………!!
そこで誘拐犯の素性と動機が判明します。
花を愛でるってのは古今東西を問わない雅な趣味なんですねぇ。チューリップだって貴族の嗜好品みたいな扱いだった時もあるし。
しかし藩の為藩の為って、そこに愛はあるのかい?みたいな感じだったなぁ、お侍。もう片方は「こんな仏みたいな人に酷い事をしちゃだめだ!」って言ってるのに……
と、その一方で坊ちゃんの危機ぼっ発。この天狗、やり方が人間臭いな、とか思ってたらやっぱり人間でしたね。やっぱり一番怖いのが人間なんですよ。元侍もそう言ってる。
そして坊ちゃんが天狗に襲われる理由も判明。これもまた「守る為」が動機で、でもこっちは思いやってる。やり方は間違ってるけど。お侍の「守る為」には血が通ってないような気がしますねぇ。
でも姫神様が坊ちゃんを妬む理由も悲しい。地震が起きるのは自分が坊ちゃんみたいに人間と仲好くしないから怒ってるからだ、という勘違いが悲しい。ホントはもっと皆と仲好くしたんだよなぁ……だから怖いんだよなぁ……
町の衆が坊ちゃんを狩ろうとしている、と大急ぎで教えに来て、じゃあ逃げるぞ!って時にもこのお侍め。人の心が無いのか!と元部下も怒りますよ!
どっちかが命を捨てろ、と言われた時に「自分にしてれ!」と土下座で頼むこむ兄さん。でもそんなやり方は坊ちゃんは悲しむんだぜ……
まあ、お侍の傍らが斬られたり3人で逃げたり薬忘れて取りに行ったのを捕まって、本人の願い通り(あかんがな)兄さん生贄にされちゃうんですが、この時の兄弟愛……! 兄や達見ておけよ……!! って居ないし……!!!
こんな状況ですが、名前で叱咤してくれた兄に坊ちゃんは感激です。むしろこんな状況だからでしょうね……すぐ後にはまだ「若旦那」になってしまいましたけどね。
磔にされてぷかぷか浮かぶ坊ちゃん達。
ちゃっかり来ていた旦那様(思えばどうやってだろう……)が「止めろー!止めてくれー!その子達が何をしたっていうんだー!」って悲痛に叫ぶんですがだったら飛び出て行けよ、と。
むしろ鈴彦姫掴んでる手を放せよ、と。
さすが旅に同行してべろべろに船酔いする兄さんの親だけあります。憎めないへっぽこだ。
生贄にされる二人に自分の過去がフラッシュバックして、大きな地震を起こしてしまう姫。
そのどさくさに、よーやく白拓さんが助けに来てくれました。なんでこんなギリギリなんだよ!!
どーも妖怪の姿になると普通の人には見えないようで、「一太郎が空を飛んでるー!」って空を飛んでるピザ屋さんを目撃したみたいになってたね、旦那さま。(解る人だけ解ってください)
自分のした事の酷さに「ごめんなさいごめんなさい」と謝る姫。勿論許す坊ちゃん。いやもう、許す許さないもないんだけどね……!!
やあ、めでたしめでたし、とか思ってたらまた大きな地震。
何かと思えば、不逞な事をしてるお侍に山神さまが怒ったからって貴様がラスボスだったか侍!!
「なんでお前が」とぶーぶー文句垂れる旦那様を宥めて(本当に宥めるって感じだったな……)山神様の所に向かいます。
あんなお侍ほっとけばいいじゃないか、とワタシなんかは思いますが、そこは坊ちゃんと改心した姫なので助けてあげます。思えばここで冒頭以来の全員集合ですね……全員というか兄やと坊ちゃんが。
思えば両方どっか行ってないで、どっちかついて居れば良かったじゃない……お前ら……お前らーッ!!お前らの大事な坊ちゃんは軽く2,3回死にかけてたよ―――!!
まあ、そんな旅路も無事帰宅してめでたしめでたし。すっかり湯浴みを忘れてたけどね(笑)
今度はお伊勢参りに行きたい!という坊ちゃんに鈴彦姫が「しゃばけてるね」って。
でもいい欲は人生に張りを与えるんだぜ。それを解って言ってるんだろうけどね。
つーか鈴彦姫……めっちゃ旦那様に気に入られたなぁ……離してくれないぞ……
さて次はいつになんのかなぁー、第3段!
やっぱまた来年……って事かしら。家鳴りとかめっちゃ技術つかうしな……つーかほぼあいつが製作時間食ってんじゃないのか……
でも家鳴りが出無いなんて……寂しいからね!!
次は兄や達が役に立つといい。
うん、夢を見るのは自由だから。
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