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虎の人の虎がまた更新された~、と愛知で震撼していました。
最後の真正面を向いてる虎くんが可愛い。大きさはコギツネより少し大きいみたいです。(変な基準)



今日はどっしり読書がしたかったので、前に買ったヤツをよーやく読んでみましたよ。
ミステリー小説なのですが、金田一やコナンが指突きつけて「犯人はお前だ!」っていうようなトリックは無いです。
関わった人たちの周辺や過去を調べて行って、その中で犯人を突きとめる。って感じかなぁ。難易度はそう高くなくて、ワタシでも解りました。

以下、感想です。



主人公は元歴史教師の60代のご婦人です。人生の酸いも甘いも噛み締めて、それでいて慈悲深い。
お菓子作りが趣味……なのか、町でのコンテストに下宿人でもある友人と対抗心を互いにメラメラさせてます。
本のあらすじとして書かれているのは、そのコンテストで主人公の出品作を口にした審査員が死亡してあらた変!という筋書きですが、これ以外にも事件は起きます。
しかしそれらとは違い、このコンテストの事件では自分も思いっきり関わっている上、大事な友人が容疑者として逮捕も時間の問題との事で、こうしちゃいられないと、持前の人柄と、過去の教師という実績を生かして捜査を始めてしまいます。60代のお祖母ちゃんというのにハッスルだな。

上にも書いた通り、被害者が実は生きていたとか、これは氷を使ったんです、みたいなトリックはありません。事件の関係者洗っていって、犯人のピースにぴたりとはまる人物を割り出す……この出版社の別シリーズにもこういう傾向のものがあるんで、外国の人ってこういう話が好きなんだろうかなぁ。でもホームズとかあるし。

犯人の名前は勿論伏せておきますが、「被害者が出るのは犯人が居るからだ」という真理を頭においておくといいと思います。
サンドイッチに具が入ってるのは誰かが入れたからで、吉田が可愛いのは佐藤がちょっかいだすからです。何言ってんだ(特に最後)
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