3話の終わり間際。「実は初対面じゃないんだよ」という言葉と返却されたヒラヒラでミツルギの回想が始まります。
時は遡って7年前。これも7年前かーいと軽くツッコミながら時期はミツルギど新人の頃にまで遡っちゃいます。
その割には裁判所内が4の内装でしたが(言ってはいけないツッコミ)しかしこの時の検事・弁護士・被告人の立ち位置の画面の構図がやけに懐かしく思えたり。
そして被告人のまさかの発言で法廷は一時休憩。被告人からの告発を受けて一気に容疑者の仲間入りになっちゃった検事の代打として呼ばれたミツルギはこれが初法廷!!まあ結局出来なかったんだけどねー!!
何かにしろ初めてについてはトラブルが起きるものです。チヒロさん然り。ホースケ然り。……そう思えばナルホドー初弁護は結構スムーズに行えてたんだな……最後カツラ投げつけられちゃったけど。
そしてやっぱりあの服。……あの服(2回言う)
しかしカルマパパと並ぶとまた一層……何というか……うム(とりあえず誤魔化す)
「変な格好」と皆の意思を代弁してくれたカズラさんには思わず喝采です。たとえ犯人だったとしてもこの貢献はデカイ。
一応このすげぇ格好は法廷というものに対して畏敬を抱いてるから的な事を言ってましたが、まあ滑稽です(きっぱり)
そしてこの話の中でミツルギに向けて「お前には立派な検事になって貰わなければ。……そうでなければ面白ないからな」と含みあるパパの笑みにつられてこちらもほくそ笑んでしまいましたよニヤリニヤリ。
あとパパ意外と娘に甘いね。すでに一人がお嫁に行ってるからと末娘が自分の道を付いて来てくれるのが嬉しいのですかパパよ……可愛いじゃないか……
で、この話の目玉のひとつとして13歳メイさんですよ!!髪型や服のマイナーチェンジが楽しい!!!ノースリーブノースリーブ!(煩い)
何と言うか、やっぱり若々しい凛々しさがある……今は堂々とした威厳があるけど……
手にしてる武器(もう武器でいいと思う)が長いあのムチじゃなくて乗馬用のムチになってますね。彼女的に現在のムチがレベルアップなのかダウンなのかは見当もつきませんが。
「どっちが真実を先に見抜くか勝負よ!」とか「今は貴方を試したのよ!」とかメイさんステキシブル。
と、いうかここでも拳銃に狙われるという惨事がメイさんを襲ったのか……あれか。カルマの系譜は拳銃と相性が悪いのか……(ミツルギ然り)
そして目玉その2!10歳ミクモちゃーん!まさかそんな若き姿がお目にかかれるとは!釣り目が可愛いのなんのって目を瞑った時に目尻がきゅっと上に向くのがいいんですよねええこの辺にしておきましょうきりがないので!!
ついでのその3として20代ノコちゃんも上げとうかな……なんでこんなに変わらないんだノコちゃん……
そしてバドウのおじちゃん……まあここまで来たら10年経とうが7年経とうが変化はないと思いますが(酷い)
「コゾウとコムスメでコども」はイカス言い回しなので気に入りました。最後、認めた相手は名前で呼ぶ。……ハードボイルドですね。格好良い……!!
咥えてるのは飴ちゃんだったけど。
確かゴドー検事のコーヒーも最初タバコだったけど青少年の事を鑑みてコーヒーにしたんじゃなかったかなぁ。
確かにタバコを真似して吸うのは簡単に出来ちゃうけど、法廷の検事席で17杯コーヒー飲むのはそうそう出来ませんからね(きっとそういう事じゃないと思う)
最初の印象でこの人が犯人だと思ってました。だってゴドーさんと同じ匂いするし(ダメな決め付け)
一番可哀そうだったのは勿論ミクモちゃんだっただろうけど、この人も哀れだったな。仲間が仲間を殺したんだもんな。しかもその仲間は最初から仲間じゃなくてああもう訳が解らなくなりました(あかんがな)
検事の首のスカーフのあの模様見た時に「まさかこの人はミクモちゃんの……!」と思ったらやっぱり父親ですぐ死んでしまったー(泣)
よく考えてみれば「殺人はヤタガラスに依頼された。ヤタガラスはそこに居る検事だ」という被告人の訴えは正しかったとも言えますねぇ。端々で捉えれば。
ワタシなんてあのスカーフの柄で「こいつ!ミクモちゃんのお父さんって事はさては正体隠した一代目ヤタガラスな!」と決め込んでしまったので最後カズラがヤタガラスであるという選択で詰ってしまいましたよはっはっは。先入観は持ってはいけませんな!!
でもミクモちゃんが泣く時のシーンはもう見てられなかったなぁ……ミツルギ達が隠そうとしてもすでに聞いてちゃってて、知らない人の前では泣かないってお父さんと約束したから泣かない、と言った途端に泣いちゃってなぁ……ミクモちゃん……
でもその後お父さんとの約束を破ったと気にするミクモちゃんに「貴方は泣いてない。私が証言するわ」って言ったメイさんの何て格好いい事!つーか基本メイさんて小さい子供や女性に優しいよなー!なんてフェミニスト!!まあ、男性への対抗心の裏返しという意味もあると思いますが。あとミクモちゃんに対しては父親が検事という親近感もあったみたいです。可愛いなーもう。
んで泣いた後のあるミクモちゃんに「さあこれで拭くといい」と差し出すミツルギのハンカチすっ飛ばしでヒラヒラでちーんと鼻を拭くミクモちゃん。
さそがし気持ち良かったと思います(あれ、ティッシュペーパーみたいだもんな……)
この時のミツルギの顔が愉快です。衣装も愉快ですが。今更ですが。
んでこの事件の容疑者はノコちゃんだったりします。
……よく考えれば今までノコちゃんが容疑者だった事件って無かったな……ワオ。こんなに怪しいのに。
しかもノコちゃんが怪しまれる要因にサイバンチョの目撃証言があってしかもサイバンチョに尋問(追及ですよ)が出来るなんてな……
逆検、バンザイ。(諸手を挙げながら)
普段は証言を聞く側のサイバンチョが追及されて戸惑ってるのがヒジョ――――に面白かったです!またいつかサイバンチョに尋問したい!何か事件起きてくれ法廷内で!!!
さらにその後「自分の粗忽な証言で無実の者を犯人に仕立ててしまった」とエンドロールですら気に病むサイバンチョ!何て気の弱い……いや、人情溢れる人なのか。
で、サイバンチョの証言の実態がつかめても、ノコちゃんはまだ挙動が不審です。いつもだから大して気にならないんですが(ええー)
しかし何故にノコちゃんの給与袋を証拠に貰ったと思ったら、こんな重要(とまではいかないけど)な証拠になるなんてな……てか500円って……ワンコイン給与……
ドラ焼きを買うために足りない100円をミクモちゃんに出して貰って、2つある1つはお父さんにとって残り1つを半分にして……って何て和やかな話なんだ……色んな意味で泣ける……!(その後ドラ焼きを渡す事無く父親を亡くすミクモちゃんとか、そもそも500円がこの場の全ての財産のノコちゃんとか)
この時の「ねー、ノコちゃん!」「ミクモちゃん!」のノリが可愛くて悶絶します。素性が解った後の5話でもこのやり取りが見れたのでまた悶絶しました。ねー、ノコちゃん!!
結局ノコちゃんの挙動不審は「知らない人に物を貰ってはいけない」というミクモちゃんのお父さんの約束を破らせない為のものでした、というオチがつきました。いかにもノコちゃんらしくていい。
さてこれで改めて事件に集中出来ます。この事件の要は事件発生時刻。
銃声を聞きつけ、カズラさんとバドウさんが乗りこんで遺体を確認。すなわち銃声がした時、2人以外に付近に居た人物が怪しいという事もあってノコちゃんが疑われた訳ですね。サイバンチョが言うには一時期姿が見えない時があった訳ですから。まあそれも愉快な勘違いだった訳ですが。
そー言えば血のついたビニール袋を調べた時これもビニール袋に包むのか……?」としょーもない突っ込みをミツルギがしてましたが、確かに気になりますねぇ。真相はどうなったんだ……!
そして開いていた窓。窓が開いていた原因を突き止めて、弁護士のカズラさんこそ犯人の可能性が高いという結論が出ます。そして直接対決。
最初の冒頭で見た時はこんな重要な人物だったとは露にも思いませんでした。いやてっきり人物合わせのただの弁護士かと……(酷い話だ)
結局カズラはKG-8事件で密輸組織に目を付けた一条さんとバドウさんの監視役だったんだろうな。ウルフさんに対しても。探って裏切ってばかりの人生か……空しいぜ。被害者の姉という肩書もウソだったしなー。同情する余地が何もないよ。
犯人を突き詰める事には成功したけど、拳銃を出されて逃がしてしまう……というか尋問される事自体が計算だったみたいですねぇ。ヤタガラスの鍵を取り戻す為の。密輸の為の鍵でもある訳ですので。
嫌な予感がするというミツルギの予感は当たってましたね。嫌な予感程よく当たるもんです。
んで話は現在に戻り、それまで修行のためのすっかり音信不通だったらしいミクモちゃん。ノコちゃんも顔忘れちゃいますよ元から記憶力が……いや何でも無いッス。
そんなミクモちゃんが人里に下りて来た(何かもうそういう印象しか浮かばないな……)理由と言えば勿論ヤタガラスの情報をキャッチしたからです。このヤタガラスこそはカズラに違いないから、親の仇を討つためにも!
協力してね、ミツルギさん!と約束を交わし、それが果たされるのは翌日の事だったってだから早いっちゅーねん!!!!
逆検……実質4日くらいしか経ってないんじゃなかろうか……詳しく確かめてないけど……
ふー、よーやく4話まで行ったぞ……!!あと1話頑張るゼー!!(もうクリアしてんだけどね!!)
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